お客さまの声｜クチコミ・評判

雨は強くなるばかりで止みそうもなく、どうしようかと悩んでいたら、
遠くから黒いスーツを着たおじさんが歩いてきました。

下を向いていた私の目の前に立ち、気がつくと自分が持っていた傘を私に差し出してきました。

不意のことで思わず傘を受け取ってしまい、
「おじさんのは？」

と声をかけると

「僕の家すぐそこだから。」

と言って自分のビジネスカバンを傘代わりにして走って去って行きました。

あの時とっさのことでお礼をちゃんと言えなかったことが心残りですが、
あの傘のおかげで、雨に濡れずに寮まで帰ることができました。


あの時傘をかしてくれたおじさん、本当に感謝しております。ありがとうございました。